解像度(dpi)とは、1インチ(約2.54cm)の中に、どれだけ細かく点(ドット)が配置されているかを示す数値のことです。dpiは「dots per inch」の略称で、主に印刷物やデータ入稿の品質判断に使われます。数値が高いほど、画像や文字はより鮮明に、滑らかに表現されます。
dpiが高い・低いで何が変わるのか
解像度は、見た目の美しさに直接影響します。
dpiが高い場合
- 細かい文字や線がくっきり見える
- 印刷時のギザギザ感が出にくい
- 高級感・信頼感を演出しやすい
dpiが低い場合
- 画像がぼやけて見える
- 拡大すると荒さが目立つ
- 印刷物としての品質が下がる可能性がある
特に法人向けノベルティや記念品では、dpiの違いが「安っぽさ」に直結することもあります。
よく使われるdpiの目安
用途ごとに、適した解像度の目安があります。
Web・画面表示用
- 72dpi〜96dpi
- スマートフォンやパソコンで見る分には十分
- そのまま印刷すると粗く見えることが多い
印刷用データ
- 300dpiが基本
- チラシ、箱、パッケージ、台紙などに最適
- ノベルティの名入れやパッケージ制作でも推奨される数値
「印刷する可能性があるデータは、最初から300dpiで作る」これを基準に置くと失敗しにくいでしょう。
dpiと画像サイズの関係
解像度だけを上げても、元の画像サイズが小さいと意味がありません。
たとえば
- 小さな画像を無理に300dpiに変更
- 見た目は変わらないが、情報量は増えていない
このようなケースでは、印刷時に画質が改善されないことがほとんどです。重要なのは「十分な画像サイズ × 適切なdpi」この両方が揃っているかどうかです。
ノベルティ制作でdpiが重要になる場面
ノベルティ制作では、以下のような場面でdpiが特に重要です。
- パッケージにロゴや写真を印刷する場合
- 台紙・箱・掛け紙を制作する場合
- フルカラー印刷や細かいデザインを使う場合
dpiが足りないと、せっかくのお品がチープに見えてしまう可能性があります。
「dpiが分からない」場合の対処法
「このデータ、dpi足りていますか?」このご相談は非常に多いです。
その場合は
- aiデータ(Illustrator形式)があるか
- 元画像のサイズは十分か
- Web用画像を流用していないか
この3点を確認すると、判断しやすくなります。
不安な場合は、入稿前に一度確認してもらうのがおすすめです。
解像度(dpi)と混同しやすい用語
dpiと一緒に、以下の用語もよく混同されます。
- 画像サイズ(px)
- ファイル形式(ai / psd / png / jpg)
- 解像度(ppi)
これらはすべて意味が異なります。
まとめ|解像度(dpi)は「仕上がりを左右する基準」
解像度(dpi)は、データの良し悪しを判断する重要な指標です。
- Web用か、印刷用か
- どこに、どのように使うか
- どの程度の品質を求めるか
これらを踏まえてdpiを選ぶことで、納得感のある仕上がりにつながるでしょう。


