最小ロット / 最低ロットとは、お品を製作・注文する際に、必ず満たす必要がある最小数量のことを指します。
主にノベルティやオリジナル制作のお品、名入れ対応のお品で使われる用語です。
たとえば「最小ロット100個」と記載されている場合、99個以下では注文できず、100個以上からのみ対応可能という意味になります。
最小ロットと最低ロットの違い
結論から申し上げますと、実務上はほぼ同じ意味で使われるケースが多いでしょう。ただし、使われ方には微妙なニュアンスの違いがあります。
最小ロットとは
- 製造工程上、対応できる物理的な最小数量
- 工場や製作ラインの都合によって決まることが多い
- 印刷・焼き印で押す工程があるお品で設定されやすい
最低ロットとは
- 価格・採算の観点から設定される受注可能な最低数量
- 製作自体は可能でも、少量だとコストが合わない場合に使われる
- 法人向け・業務用のお品で表記されることが多い
そのため、意味を厳密に区別するよりも「この数量未満では注文できないライン」と理解しておくと分かりやすいでしょう。
なぜ最小ロット / 最低ロットが設定されるのか
最小ロットが存在する理由は、主に以下の3つです。
製造コストを抑えるため
版の作成、印刷準備、焼き印の型制作などは、1個でも100個でも初期コストが大きく変わらない工程が多いです。
そのため、一定数以上でないと採算が取れません。
品質を安定させるため
少量生産の場合、色味・仕上がり・素材の個体差が出やすくなります。
最小ロットを設けることで、品質を一定に保ちやすくなるのです。
納期・運用を安定させるため
極端に少ない数量の注文が増えると、生産スケジュールや在庫管理が複雑になります。
その結果、全体の納期に影響が出る可能性があります。
ノベルティ選びで最小ロットを見るときのポイント
ノベルティ選定の際は、単に「最小ロットが小さいかどうか」だけで判断すると失敗しがちです。以下の視点で確認すると、後悔しにくくなります。
- 配布対象は何名か
- 余った場合の使い道はあるか
- 単価とブランディング効果は見合っているか
- 継続発注の可能性はあるか
特に法人向けノベルティでは、少量でも“意味のあるお品”かどうかが問われます。
まとめ|最小ロット / 最低ロットは“制限”ではなく“判断材料”
最小ロット / 最低ロットは、注文を縛るための条件ではありません。
- お品の品質を守るため
- 適正価格を保つため
- 安定した供給を行うため
そうした背景があって設定されています。
数字だけを見るのではなく、「なぜこのロットなのか」を理解した上で選ぶことが、納得のいくノベルティ選定につながるはずです。


